
ウッドデッキの塗装
いつも天屋のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はウッドデッキの塗装についてです。
新設したウッドデッキ
静岡県伊東市の伊豆高原地区からご依頼いただいたウッドデッキの塗装です。
塗装前


無垢の板も美しいですが、塗装を施さないと痛みがとても早いものとなってしまいますので、しっかりと塗装してきます。
今回は木目を生かすため、染料ステインという塗装材を使います。
ステイン剤は下処理をしっかりと行わないとムラが発生しますので、しっかりとペーパーを当てて処理します。
作業は拭きとり塗装で

一度ハケで塗布したあと、布で拭き取る作業を行う拭きとり塗装で作業していきます。
通常の塗料では、材料の表面に塗膜が作るので木目が見えなくなってしまいますが、ステインは材料に染み込み着色するので木材の風合いを生かすことができます。
屋外用の木材を保護する成分を含むオイルステインを使用したので木材の保護も同時に行うことができます。

3〜4度拭きとり塗装をしてしっかりとステインを染み込ませます。
ステインは塗るたびに色が濃くなっていきますので
お客様に確認していただき好みの色合いに調節しました。
風合いを残せるよう気をつけながら、そしてムラを作らず塗装します。
ムラなく行うにはとても集中力がいる作業となります。
複数回拭きとり塗装を施すことで適度な光沢が出てきます。
ムラなくこの状態になったら完成です。
2階にも同様に施工

最後に
木材は生きている素材のため、美しく仕上げるのが難しい材質です。
ですが、温かみを感じることができる素敵な材料だと思います。
お客様の笑顔を思い浮かべながら作業させていただけることに
いつも胸が暖かくなります。
今回も素敵な現場に施工させていただけたことに感謝です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
何か御用命などありましたらお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。